出勤日じゃなかったはずの出勤日

風邪も治らない朝、ふっと目覚めるとなんだか早起きした気分だった。
いつにもないゆっくりさで支度を済ませたもののやることがないので、ようし駅前でオシャレにブレックファストだ!なんて息巻いていると、テレビからなかみーの声で「今日も元気にがんばるのにゃ!」と。 
…。にゃ。
おおおおおおお。気づいたときテレビには小倉さんで。おおおおおおお。
どうやら感覚が一時間ズレてしまっていたばかりか、起きたときにはすでに遅刻ギリギリの時間なのだった。どうりでね、ケータイのアラームも切ってしまっていたんですよねえ。
余裕をもって準備したばかりか、今日はもうすでに到着していなきゃいけない時間だった。どうりでね、6時に起きたつもりが7時起きだったんですねえ。って小倉さんキャーヤダー。
慌てて上の人(キノコ部長)に連絡すると、「はい、一時間有給ね。」スパーンと言い放たれた。
きっびしー。社会ってきっびしー。
あんなにも鼻声で訴えたのに。